ローマ駅から駅へ全力疾走の巻！

週末、いや、週中から学校サボって、いや自主休校してローマに行ってきました。

人生の中で、授業をさぼったことあまりないんで、ドキドキしながら、サボりました。

電車の中でローマは3日間雨という天気予報でしたが、またもや、見事に晴れ女ぶりを発揮して、3日とも大晴天でした。

またまた、ローマも歩き倒しました！

イタリアは日本の国土の８０％くらいしかなくて、また、それが幾つにも分けられているので、一つ一つの町がめちゃくちゃ小さくて、どこに行っても、頑張れば、一日で、ほぼ街を一周できることが判明。

今まで行った、ジェノバ、ナポリ、フィレンツェ、それぞれにすごく特徴があるんですが、

ローマは、その特徴をミックスした感じ。

と、いうか、ローマの要素から、他の町が何かを選んで持って行ったのかな？って思わせるくらい。

町のあちこちに噴水があって、観光客も多いんだけど、でも、道が広いし、見るところがたくさんあるので、そんなに混んでる感じはしなかった。

ま、バチカン博物館や、サンピエトロ寺院は、さすがにすごい人！

私は幸い、予約をしてたので、並ばずにすんだけど・・・。

とにかく3日間、満喫し、今日は、朝から、お昼まで、のんびり散歩に行って、

小さな教会に入ったら、またまた大感動。

大感動を引きずりながら、駅前で、ゆっくりピザを食べ、発車20分前に「まだ早いかな？」とか思いながら駅に行ったら（イタリアの列車は直前にならないとホームが表示されない）、私の乗る列車の番号がないの！！！！

「え？どーゆーこと？」って思いながら、チケット見たら、

なんと！！！

駅が違う！

「それ、どこよ？」なんて考えている暇もなく、とにかくちょうど通った駅員さんを捕まえて

「間違えた！！これどこ？あと20分しかないよ～」と半泣き（半分芝居だが）で訴えると

「これは、ここじゃないよ。」と冷静に答える駅員。

（そんなことわかってるわい！）と心の中で思いながら

「どーやっていくの？」と聞いたら

「地下鉄だよ」といって、去って行こうとする駅員。

さらに泣きそうな顔をして「地下鉄どこから乗るかわからない！」と言うと、

「落ち着いて、大丈夫だから。」と

5歩くらい歩いて、あそこだよ！と指差して教え、去っていく駅員。

とりあえず、地下鉄に向かって走り出したけど、

地下鉄の赤線と青線のどっちに乗るかが、わからないっ！！！

自分で冷静に考えるのは無理だと判断し、

隣を歩いていた美人のお姉さんを捕まえて、

「すみません！助けて～！駅を間違ったの。地下鉄で行くけど赤か青かわからない～！

その上、あと20分しかない～」と訴えると

「え？私もわからないけど・・・、とにかく付いて来て」と一緒に走ってくれる。

「どーしよー、チケット買わなきゃいけない！」と長い列を指差すと

「私、人が並んでないところ知ってるから、こっちに来て！」と私を誘導してくれる美女。

駅の表示を見て、

「こっちじゃなくて、あっちのホームからだ！5個目の駅だよ。さぁ！」と送り出してくれる美女。

全力疾走で、向かい側のホームに走り、すぐに来た地下鉄に飛び乗る。

地下鉄の中では時計とにらめっこ。

発車三分前について、走る走る走る。

また、ホームが全然探せないんだけど、とにかく矢印の方向に走る。

なんとか、ぎりぎりセーフで電車に飛び乗る！！

が、電車は発車せず、5分遅れて、物静かに走り出したのでした。

なーるほど、だから、駅員さんは、「大丈夫だよ」って言っていたのね。

いや～、久々に本気の中の本気で全力疾走したので、その後、1時間爆睡しました。

お蔭で、6時間半の電車旅、少し短く感じましたとさ。

ちゃんちゃん♫